のりさんのブログ

日本語不自由

僕がオタク街コンに行った話 その2

前回のあらすじ

彼女が欲しくてオタク街コンに行ったらバラモスがいた。

あらすじおわり

 

蕎麦屋を脱出したオレたちは中華料理屋へと足を踏み入れた。

首からネームプレートを下げているので参加者は一目瞭然なのだが、移動開始からそんなに時間が経っていないので席に付いている人はまばらだった。

適当な席に通され置いてある麻婆豆腐や炒飯をおいしくいただいているとイシツブテが「まだ食うのwwww」って言葉のいわおとしで襲いかかってきたのでトレーナーさんを探したけどその辺にはいないようだった。どうやら野生のイシツブテらしい。

「よろしくおねがいしまーす」

箸での炒飯に苦戦しているとどうやら相手が見繕われたようだった。

正直期待してないし、バラモスの次だからゾーマミルドラースか。ちなみにエスタークとムドーはタッグを組んでキャバクラで遭遇したこともあるので対処法は既に習得済みだ。あの時は確かミュータントタートルズの紫も途中参戦してきたなピザでも食ってろ。

大きな紙袋を下げた彼女たちはどうやらイベントの帰りだったようだ。見慣れない絵柄の紙袋をテーブル脇に置き、テーブルに座った顔は少し疲れて見えた。

まずオレの正面。編みこんだ髪が印象的な少し顔立ちがAKINOに似てる女の子だった。

 

f:id:Norisan:20150719182430j:plain

↑ダンスがパキパキおばさんことAKINOさん。曲かっこいいからめっちゃ好き。

 

街コンが2人推奨なのは、少ない獲物を取り合う獣たちに均等に餌を分け与えるためだという。つまり、椅子についた場面においてオス同士で獲物を争うことはご法度とされていた。古事記にもそう書いてある。

まあつまり何が言いたいのかと言うと、イシツブテの正面に来た子がタイプだった。

真っ黒な髪はショートボブにきれいにまとめられ、艶やかに照明の光を受け輝いている。赤縁のセルフレームタイプの眼鏡は彼女の白い肌と大人しめな印象に知性とほんの少しの淫靡さをプラスして、日が落ち少しだけ薄暗い店内では髪をかきあげるような些細な動作でもドキッとしてしまうような魅力があった。

語り口も丁寧で、外見から受けた印象と相違はなかったのだが笑った顔が幼さも孕んでいる無邪気な笑顔で、ちらりと覗く八重歯から相反した幼さも感じ、まあなんだ、その、とにかくかわいかったのだ。

だが、

 

f:id:Norisan:20150719184040j:plain

 

お前ほんとだいばくはつしていなくなれよ。

最初は4人で話していたものの、しばらくすると向かいの相手とのみ会話するようになってしまった。いやまあ正面の子もかわいかったんだけどね。

ただ眼鏡ちゃんが路傍の石ハガレン初代アニメの話しててめっちゃ加わりたかったとかD.Gray-manの話してて休載前までリアルタイムでジャンプで読んでたとかそういう話したかったとかそんなこと全然なかったし強がりじゃねーしほんとだし目の前の子もかわいいし選んでる余裕ないしイシツブテ砕けろ。

心のなかで散々ポケモンを罵倒して多少スッキリ。まあ次に繋げればいいし多少はね?

ちなみにこの間もAKINOちゃんとはちゃんとお話してました。以下ダイジェスト

ぼく「うたプリとかLOVESTAGEとか好き」

AKINO「えっホモなの?」

ぼく「ホモじゃないけどLOVESTAGE面白かったよ」

AKINO「あれ面白いよね。うたプリ見てないけどどんなアニメ?」

ぼく「頭おかしいイケメンが光り輝いて腕骨折するアニメ」

 

f:id:Norisan:20150719185838j:plain

↑CDデッキにCD入れるだけなのにこんな勢いつけていれるから腕を痛めるの図

 

「女の子にその話絶対したほうがいいよ! めっちゃウケいいと思う!」

それが彼女たちの最後の言葉であった。オチ? んなもんないよ?

でもLINEは交換しました(小声)

 

つづく